浪費家エンジニア女-40歳までに自分の資産を1,000万円にする

30代浪費家女。40歳までに自分の資産を1,000万円にすることを目標に頑張っています。

夫が特殊詐欺にあった話

久しぶりのブログです。

タイトル通りショックなことが起こり、吐き出しも兼ねて書かせてください。

 

仕事からの帰宅中に、夫からLINEがありました。

 

「詐欺にあったかも。

謝って済む金額じゃない…申し訳ない」

 

嫌な予感がしたので電車へ向かう歩みを止めて、家庭の口座情報を連携しているマネーフォワードのアプリを開き更新すると、出金履歴が3件通知されました。

「高額な出金がありました」「高額な出金がありました」「高額な出金がありました」

 

内容を見ると、誰なのかわからない個人にむけて、夫名義の口座のお金が全て送金されています

 

総計で1000万円強

 

皮肉にも私が40歳までに頑張って貯めようとしてる金額と同じです...

サーっと自分の血の気が引いたのを感じましたが、

どこか冷静な自分もいて、被害をうけた夫のケアがまずは大事だと思い、

「落ち着いて大丈夫だよ。冷静に対処しようね、何があったの?」

と返信しました。

 

夫はことの経緯をLINEで送ってきてくれましたが、ポツポツと断片的に話すのでよくわからず。

私は当初、口座情報を悪質なページへ入力してしまうフィッシング詐欺に引っかかったのかとおもったのですが。

どうやら自分の口座がマネーロンダリングに悪用されてると警察から連絡があって潔白を示すために自分で振り込んでしまった。

という、流行りの特殊詐欺に引っかかったようでした。

 

家に帰って、直接本人から話を聞いてみてようやく全容がわかりました。

 

今日は夫は午前中に有給を取っていたので、外出してたときに電話がかかってきたそうです。

日頃から夫は知らない番号は出ないようにしていたのに、今回は運悪く手が滑って番号を確認する間もなく出てしまったそう。

出てみると岐阜県警からの電話だったそうです。まあ、、偽物なのですが。

 

いま極秘で追っている事件を調査しているが、あなたの口座がマネーロンダリングに悪用されているのがわかったのであなたに容疑がかかっている。

とかなんとか。

 

そのまま事情聴取したいからとLINEのビデオ通話に促され、偽の警察官と通話を行ったそうです。

LINEには偽の逮捕状が届き、名前、住所があっていて、さらに最近銀行カードをなくしたと思っていた銀行名が合致してしまい(ここは適当だったんだと思うけど)信用してしまったとのこと。

 

口座のお金があなたのものであるか判断するため、指定の口座に振り込んでください、わかり次第すぐに返金しますと言われ。

そのあとは、偽警察に促されるまま振り込みまで通話をし続けたようです。

 

なぜ通話を一度も切らなかったのかというと、通話を切ると容疑が重くなるので、と言われたそうです。誰かに相談する時間も作らせないためのようですね。

 

夫が充電が切れそうと伝えると、コンビニで充電器を買って近くのカラオケ屋で充電をするように指示されたそうです。

もう何も考えられず操られている状態の夫はその通りに行動しました。

ATMの画面に表示される、振込詐欺ではないですか?ももはや気にも止めず振り込みを行いました。

 

偽の警察官とはいえ、本物に見える姿、喋り方、佇まいだったようで、警察に疑われてると思うとびっくりして考えられなくなってしまうのかもしれません。

警察署にいるであろう様子もよく作り込まれてるらしく、口座のお金が自分のものか確認する方法も専門用語も交えて丁寧に説明されて、よくわからないけど信用できると思わせる演技のようです。

 

とはいえ…側から聞いてると、なんで気づかなかったの?バカじゃないの。。とどうしても思わずにはいられませんでした。警察がLINEで取調べをするわけないじゃん、お金振り込めなんて言うわけないじゃん。個人の振込先で気づいてよ。振り込んだお金を誰のものか調べるってそんなことどうやってできると思うの。。と、どうしてもそう思ってしまいました。

 

夫は被害者であり悪いのは詐欺集団。1番ショックを受けてるのも夫だと思うものの、金額の大きさと、聞いてる限りでは詐欺だとわかりそうなのに、という考えで責めてしまいそうでした。

その時にはまだ警察に被害届を出してなかったので、夫を促して警察に被害届を出しにいき、取調べを受けてもらいました。3時間くらいかかったでしょうか、夫はヘトヘトでした。大丈夫だからという夫を無理やり休ませて、次の日は2人でのんびり外で過ごすことにしました。

 

そんな事件があって数ヶ月経ちました。

マネーフォワードの出金履歴を見ると悲しくなったり。ふと思い出して、1000万だよ!?と叫びたくなってしまいます。

テレビで賞金1000万というのを見ると、うちから賞金出せたんだよなぁとかそんなことさえ思います。

 

お金はおそらく戻ってこないと思います。運良く引き出される前に口座凍結されたとしたら戻ってくる可能性もあるそうですが、同じ口座に振り込み詐欺にあった人と残ったお金を分配するので、全額戻ってくることはありません。

というか、作り込みのすごい詐欺集団なので抜け目なく確実に引き出してるでしょうから。

 

うちはお財布は別という考えなので、被害に遭ったのは夫のお金という位置付けのものでした。でも、夫のお金だから私にはダメージがないわ…とは思えませんでした。

夫名義で作った夫婦共有口座も送金したので私のお金も含んでいたと言えますし、

それに、生前贈与で私の両親が少しずつ私達にお金をくれていたのですが、その分もほとんどパァになったのかと考えると辛いものがあります。

夫が一生懸命に数年働いてコツコツ貯めたお金、と考えても悲しいですし、あのお金があったら、夢だったあの旅行にも行けたのにね。とか考えるのも悲しい。

悪い人たちに使われてると思うのも悲しい。

 

夫の判断に不安を感じるようにもなりました。

ただ、人は一長一短。夫は私よりも数字が得意で稼ぎも私より多いです。お家のこともマメにやってくれてる。物事の一部で適当な部分があったり、権力者の押しに弱いだけで。

今回の詐欺被害で全てを信じられなくなるわけではありませんが、次は被害に遭わないで、自分の違和感を信じる強さを持って。と、思い出させるのも酷だと思いつつ伝えています。

 

幸いなのは、それでもなんとか生活が破綻しない状態ではあることです。

マネーフォワードの金額を見ると、元の金額に戻そうとバイアスがかかり、いままで以上に節約などを意識するようになりました。

 

それから、お金はやっぱり使うものでもあること。

ガクッと減ってしまったことには変わらないのですが、変わらず生活ができていることを考えると、あのお金を経験に変えてもよかったんじゃないかと考えさせられます。

 

それから、私自身も詐欺に遭うかもしれないと考えで過ごすようになりました。私もその時になったら正常な判断が出来ない可能性があります。

家族が詐欺から回避できるように、何ができるか考えて日頃から気をつけたいと思っています。

AIの進化も目覚ましく、ますます詐欺の手口は高度になっていくと思いますので。

皆様もどうかどうか自分の大事な資産を悪い奴に奪われませんように。

 

そんな私の人生で何番目かになりそうな事件があったのですが、一応元気に生活できています。

落ち込みすぎず、これからのことお金の付き合い方を、ますます考えていきたいと思っています。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

次に書くブログはあっけらかんとした楽しい記事を書きたいと思います。